日本人の陸上短距離といえば、最近は桐生祥秀選手やサニブラウン・ハキーム選手、ケンブリッジ飛鳥選手など、力のある若い選手が多く出てきていますよね。
最近では、追い風参考ながら関大の多田修平選手が9秒台も記録していました。
日本人には難しいといわれてきた短距離だけど、ここ最近の選手たちを見ているとすごく明るい可能性も感じます。(短距離走はここから先が厳しい勝負なんだとは思いますが)
そんな中、100mをメインにしている洛南高校3年生の宮本大輔選手も、まだ高校生ながらかなりの実力の持ち主で、注目されることが多くなっています。
洛南高校といえば、桐生選手の出身校でもあります。桐生選手は洛南高校時代に10秒01を記録して一気に有名になりましたね。
今回はその宮本大輔選手について調べてみました。
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プロフィール・経歴
生年月日:1999年4月17日
出身地:山口県
身長:171cm
出身中学:周陽中(山口)
宮本大輔選手は、中学校の時に100m走10秒56で中学記録を更新。中学日本一になると、陸上の強豪校である洛南に進学。
高校1年生時点での記録では、10秒50とあの桐生選手よりも上だったようです。
ただ、桐生選手の場合は高2で10秒19と記録を一気に縮めています。やっぱり高校時代は体格・筋力の成長も大きい時期でしょうから、ここで大きく伸びる選手も出てくるんでしょうね。
宮本選手は、現在は身長171cmからもう少し伸びているかもしれないけど、それでもちょっと低めですよね。さらに桐生選手らから比べると筋肉質というわけでもない。他の高校生の選手と比べても、どちらかというと細身に見えます。
それでも速いというのが短距離走というかスポーツの難しいところなんだろうなと思いますが、肉体改造などによってはまだまだ伸びしろを残しているともいえるかもしれません。
宮本選手の100m走・自己ベスト記録は?
宮本大輔選手も、桐生選手ほど大きな伸びではないものの、高校に入ってからも順調に記録を更新し続けています。
2017年6月現時点での自己ベストは、100mで10秒23という記録。
これは、歴代の高校3位の記録になるようです(1位はもちろん、桐生選手の10秒01)
もはや日本でもトップレベルの選手の仲間入りといってもいい記録じゃないでしょうか。
桐生選手たちも、もし一緒のレースに出るとなれば決して油断はできない相手になっているんじゃないかと思います。
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宮本大輔選手の速さの秘密は?
上でも触れていましたが、宮本大輔選手は正直、パッと見はそれほど速そうに見えない選手じゃないでしょうか?(笑)
完全に素人目線ですが、桐生選手やケンブリッジ選手あたりはいかにも速そうに見えます。
それでもなぜ宮本選手はこんなに速いのか。
宮本選手の走り方について詳しく解説されている動画がありました↓
大まかに言うと、
・スタート時の姿勢の良さ
・足首の強さと強靭なバネ
・足の接地の上手さ
などが特徴としてあるようです。
うーん、専門的でいまいち難しくて分からない感じだけど、要するにやっぱり短距離の場合は、生まれもった素質によるところがかなり大きいということなんでしょうか。
ただ、見ていると、あまり力を入れすぎずリラックスして走っているようにも見えますね。
例えばボルトも、よく「本気で走っていないように見える」と言われることもあるけど、宮本選手の場合も、力を入れすぎず自分のフォームを正しくキープすることを大事にしている感じの走り方じゃないでしょうか。
あと身長は、世界一速いボルトがあれだけ大きいからあれだけど、実は短距離の速さとはあまり関係ないみたいですね。
特に日本人の場合はわりと低めというか、平均身長ぐらいの短距離選手が多い。
どちらかというとボルトのほうが異端で、世界的に見てもそれほど身長が高くない選手も多いですね。
やっぱり自分の身体に合った走り方・フォームを身に付けるというのが重要なんでしょうか。
高校卒業後は東洋大へ?
そんな宮本大輔選手ですが、高校卒業後の進路はいまのところまだ決まっていないようです。
基本的には陸上の強い大学へ進学という可能性が高いと思いますが、桐生選手と同じコースをたどるのであれば東洋大学というのはひとつの選択肢になるんじゃないかと。
陸上をやる上で環境も良いようですし、何より目標にしている桐生選手と同じ環境でやれるというのは、宮本選手にとっても大きそうです。
以上、洛南高校陸上部で、将来の五輪代表としても期待のかかる、100m走・宮本大輔選手についてでした。
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