陸上100mは、かなり長い間ボルトの時代と言っていいと思います。
たまに負けることはあったものの、世界陸上や五輪など主要な大会では必ずといっていいほど優勝しているボルト。
ここまでひとりの選手が連続して優勝してきたというのは、短距離でいえば過去にもなかなか例が無いことだと思います。
ただ、ボルトもそこそこ良い年齢になってきて引退説も出ています。
そんな中、ボルトのいなくなったあとの100mで期待されているのが、カナダのアンドレ・ドグラス選手。まだ若いものの、すでに世界大会でも上位に入ってきています。
ドグラス選手の経歴や記録などについてまとめてみました。
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プロフィールや経歴は?
アンドレ・ドグラス選手の国籍はカナダ。
生年月日は、1994年11月10日生まれの現在22歳です。
身長は176cmと、海外の選手としては身長は低めですね。やっぱり短距離にはあまり身長は関係ないのかも。ボルトは異常に大きいから、身長が高い方が有利なイメージもあるかもしれないけど。
ドグラスは、やっぱりもともと足はめちゃくちゃ速かったようだけど、実は短距離走を本格的に始めたのは17歳の時だったようです。これってかなり珍しいことなんじゃないでしょうか。どの世界でもそうだけど、大抵世界トップレベルの選手は小さい頃からその競技をやってきていることが多いもの。
そして、そこから3年と少しで、世界トップレベルの選手になるんだから、やっぱり短距離に関しては、もちろん技術的なことも重要ではあるにせよ、もともとの素質というのが相当大きいという要素だといえるんじゃないでしょうか。
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過去のレース結果や自己ベスト記録
ドグラス選手のこれまでの目立った成績としては、以下のようなものがあります↓
●2015年世界陸上選手権/100m銅メダル、4×100mリレー銅メダル
●2016年リオデジャネイロオリンピック/200m銀メダル、100m銅メダル、4×100mリレー銅メダル
●200mカナダ記録保持者(19秒80)
現時点では、100mの自己ベストの記録は9秒91、200mでは19秒80が最高タイムのようです。
五輪や世界陸上では、これまで金メダル獲得はないものの、銅メダルや銀メダルはもはや常連。
まだ22歳という年齢も考えると、今後順調にいけば金メダルをとる可能性は高そうです。
また、ドグラス以外の記録上位の選手がわりと年齢が高めなことも、今後ドグラスの時代になるとも言われる理由なんじゃないかと。
2017年は8月にロンドンで世界陸上が行われるし、もしかしたらそれがドグラスが一気にブレイク?というか金メダルをとる大会になるかもしれませんね。
ボルトの9秒58という100m世界記録を破るのは相当難しいことだろうけど(もしかしたら今後10年以上破られない記録かもしれないけど)、たしかボルトも一気に記録が伸びたのは20歳を超えてからだったと思うので、このドグラスもとんでもない記録に近づいていく可能性はあるかもしれませんね。
以上、陸上100m・200mで活躍する、カナダのアンドレ・ドグラス選手についてでした。
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