紅茶の健康効果成分・カテキンはミルクティーにすると半減?紅茶への含有量は?
最近、トクホ飲料などにも入っていることで、よく名前を聞くようになった「カテキン」。
その成分が紅茶にも入っているということで、最近はそのカテキン成分を取り入れるために、健康のために紅茶を飲む人も増えているそうです。
ただ、実はその飲み方には注意が必要で、飲み方によってはせっかくの健康成分であるカテキンの効果が働かなくなってしまいます。
そんな紅茶でのカテキンの摂り方について紹介します。
健康成分カテキンの効果は?紅茶にはどれくらい入ってる?
紅茶に含まれているのは「ポリフェノール・カテキン」という成分。
高血圧予防や、抗酸化作用、インフルエンザ予防、体脂肪の減少、などなどさまざまな健康効果が期待できるそうです。
そんなポリフェノール・カテキンが、紅茶には100mlあたり約14.5 mg程度含まれているそうです。
これは1日1杯の紅茶を飲めば、十分効果が期待できるほどの含有量のようです。
飲み方には注意。ミルクティーはNG?
そんな紅茶に含まれるカテキンですが、ひとつ注意点として、ミルクティーで飲むのはNGということがあります。
もちろん好みの問題でもあるので、健康成分であるカテキンを意識しなければ、全然ミルクティー自体は悪いということはなくて、問題はありません(個人的にも好きでよく飲みます)
ただ、カテキンは、ミルクの中のたんぱく質と結びつき、本来の効果を発揮しにくくなるという特性があるようなんです。なので、ミルクティーにしてしまうと、カテキンはほとんど摂取できなくなるということ。
カテキン成分を求めて、健康を意識して紅茶を飲むのであれば、ストレートかレモンティーにしておくほうが良いと思います。
ミルクティーもカテキンが効果的に摂れなくなるというだけで、決して健康に悪いということではないので、あくまで嗜好品として紅茶を飲む場合は、ミルクティーでもOKです。
食後はコーヒーや紅茶を飲む人も多いと思いますが、ほっと一息つけて、それが健康にも良いってうれしいですよね。健康にとって良い習慣なので、続けていきましょう。