1日3杯のコーヒーで心臓病のリスクが激減する効果・メリットがあるらしい
コーヒーは健康にとって良いのか悪いのか、いろいろ見ていると、両方の説があるようですが、コーヒー研究の権威である東京薬科大学の岡希太郎教授が、コーヒーを飲むことの健康への効果・メリットを紹介しました。
実はコーヒーを毎日飲むことで、心臓病のリスクを抑える効果があるんだそうです。
詳しく紹介します。
毎日3杯のコーヒーを飲むメリット
国立がん研究センターの新しい研究の発表で、1日3杯(1杯150mlの目安)のコーヒーを飲むと、心臓病のリスクが、コーヒーを全く飲まない人に比べて約4割も減るというデータが得られたそうです。
この1日3杯というのがけっこう大きなポイントで、逆に5杯以上飲むとリスクが大きくなってしまうそう。
コーヒーには、血糖値を改善し血圧を調整してくれるクロロゲン酸や、血管内皮の機能を改善する効果があるそうで、それが心臓にとって良いんだそうです。
コーヒーってあまり飲みすぎると良くないんじゃないかという勝手なイメージがあったので、3杯が良いっていうのはちょっと意外でした。本当にコーヒーが好きな人はもっと5~6杯ぐらい飲んでいるかもしれませんが。
コーヒーを飲むタイミングと飲み方は?
そんな、健康に良いとされるコーヒーですが、意外と飲むタイミングは大事で、食前もしくは食事中に飲むのが良いようです。
これは、食事をすると血液がドロドロになり始めるのですが、そこでコーヒーが血液がサラサラになるよう働いてくれるから。
なので、なるべく食事中までに、もしくは食事直後すぐであればタイミングとしては問題ないようです。
また、飲み方は砂糖やミルクを入れたりしても、健康成分には影響はないそうですが、糖分の摂りすぎには注意が必要とのこと。
毎日3杯、たっぷり砂糖を入れて飲んでると、心臓病のリスクは減っても、今度は糖尿病になったりするかもしれないですもんね。
なので、できるならブラックや無糖がおすすめとのことでした。
コーヒーが好きで普段からよく飲んでいる人にとっては、うれしいニュースになったんじゃないでしょうか。ただし、飲みすぎは上に書いた通り逆効果らしいので、1日小さい缶コーヒー3本くらいに抑えておきましょう。