ロシアの格闘技システマの呼吸法で痛みを感じないってマジなのか?
画像:松竹芸能
松竹芸能の芸人コンビ「ピーマンズスタンダード」が、2月13日放送の「ざっくりハイタッチ」(テレビ東京)で、ある一芸を見せていましたが、これがレギュラー陣たちにもかなりのハマりっぷりでした。
今回の企画は、「ざっくりお笑いリストランテ」。
一芸を持つ芸人たちが登場し、その芸を披露。そこにレギュラー陣(千原ジュニア、小藪、フットボールアワー)が味付けをし、笑いを生む芸にしようという内容です。
その中のいちコンビとして登場したのが、「ピーマンズスタンダード」という10年目のコンビ。
一芸は、南川というボケ?の人が、ロシア軍隊のシステマという格闘技を習っていて、その独自の呼吸法によって、どれだけ殴られたりしても痛みを感じないというもの。
総合格闘技を習っているという相方の吉田(ツッコミ?)がパンチやキックをすると、南川さんは、「ハフー!ハフー!ハフー!」と必死に呼吸を繰り返す。
はた目には完全に痛そうに見えるものの、それが痛みを感じない呼吸法なのだとか。笑
そのあとも攻撃を何度も繰り返していくと、南川は必死にシステマの呼吸?をしながらも、最終的には相方の攻撃をよけたりして、その姿にレギュラー陣も爆笑。「素材まるかじりでオッケーや」と、味付けは無しでそのままで笑える芸と認定されました。
面白いネタだったものの、気になったのは、実際このシステマの呼吸法って本当にあるものなんでしょうか。
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ロシアの格闘技システマ
調べてみると、本当にかなり高度な格闘技術としてシステマは紹介されています。
イメージ的には日本の合気道に近いような格闘技のようで、力任せではなく、リラックスした状態で戦うものの、相手の動きを利用した超強力な格闘技術なのだとか。
*システマの動画↓
いくら攻撃しても倒れない巨漢を軽く一撃で倒してます…。やばいですね。
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そして今回やっていた呼吸法というのも、実際にあるようです。というか、システマの中でも核となる技術といわれるほど重要視されているテクニックなのだとか。
おそらく「バースト・ブリージング」と呼ばれるのが今回やっていた呼吸法にあたると思われるテクニックで、普通に呼吸していると回復できないような体の負荷を解消する呼吸法とのこと。
やり方は、小刻みに素早く、鼻から吸って口から吐く、を繰り返すというもの。
なので、あの南川さんので合っていたみたいですね笑。
本来は痛みだけじゃなく、緊張や体力の消耗も一気に落ち着かせることができる技でもあるそうです。
とはいえ、痛みを一時的に強制的に回復させているという感じなので、もちろん体に傷は付いたりしますし、おそらく後から痛みは出てくるんじゃないかと思われます。
真似はしないほうが良さそうですね…。
みんな絶賛してたので、今後ネタ番組とかでもこのシステマネタ?を見せる機会が増えてくるかもしれませんね。
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