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スター選手1人の移籍金で全員買える?記録づくめのレスターシティ!奇跡の初優勝が見えてきた


Early Leicester Fans / joncandy

岡崎慎司選手が所属する、イングランドプレミアリーグのレスターシティが、今シーズンいよいよ本当に優勝するんじゃないかと注目が集まってきています。
シーズン序盤から勝ち続けてきてはいたものの、解説者たちのコメントを見ると誰もがおそらくどこかで失速するんじゃないかという予想を立てていました。

それが、シーズンを折り返し、残り13試合となった現在も首位。それも、2位に勝ち点5差をつける強さです。
レスターは今シーズンまだ2敗しかしておらず、昨季優勝したチェルシーが3敗だったので、これは優勝するチームの成績だと思います。

 

レスターシティは、1884年創設と歴史のあるクラブで、3部リーグの優勝や2部リーグの優勝、リーグカップの優勝などは果たしているものの、イングランドの1部・プレミアリーグの優勝経験はまだありません。

なので今シーズン優勝することができればクラブ初となります。
そんなチームに日本人の岡崎選手がレギュラーで出ているのもすごいことですよね。

そんなレスターシティは、印象的な記録を多く持っているチームです。

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昨季からの順位アップ率が異常

昨季もプレミアリーグで戦っていたレスターシティですが、最終順位は14位。それも終盤に追い上げた必死の残留という感じで、シーズン途中は最下位にまで沈んでいました。
それが今年は、序盤からほぼずっと首位を走り続けるという、好調という言葉だけでは説明できないような成績です。

ちなみに、レスターの昨季の最終的な勝ち点は41
そして今季は、残り13試合を残した状態で勝ち点53です。

まさか去年残留争いをしていたチームが、今年優勝争いをするとは、戦っている選手たちも監督もサポーターも誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。

スタメン全員の移籍金合計がスターリング1人の約半分

そんなレスターシティは、当然ビッグクラブのようにお金があるわけではなく、選手獲得にかかっているお金もかなり低めです。
なにしろ、いまいる選手の移籍金で最も高額なのが、岡崎選手です。日本人が最も高額って、海外のクラブではなかなかないことじゃないでしょうか。2015年夏にマインツから移籍し、移籍金は約13億円。

そして、現在リーグ得点ランキング1位のFWヴァーディーは約2億円という安さ。当時5部のフリートウッド・タウンからレスターシティに移籍してきました。
また、ヴァーディとともに攻撃陣をけん引し得点ランキングでも上位に入っているMFマフレズは、なんと約7340万円という安さ。

この2人は特にコスパが良すぎですよね。

 

そしてレスターシティはスタメン全員をあわせても移籍金が合計40~50億円程度になり、例えば、リバプールからマンチェスターシティに移籍したスターリングの約90億円の約半分ほどになります。

それでも、この間のマンチェスターシティとの直接対決ではレスターが圧倒して勝ったので、本当にすごいチームだと思います。

参考)レスターvsチェルシー!選手たちの移籍金総額を比較

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FWヴァーディーのプレミア連続ゴール新記録

現在リーグ得点ランキング首位のヴァーディは今シーズン、11試合連続ゴールというプレミアリーグの新記録を達成。
(それまでの最高記録は、ファンニステルローイの10試合連続ゴール)

しかも豪快なスーパーゴールが多く、おそらくですが、2月2日のリバプール戦でヴァーディが決めたゴールは、今シーズンのプレミア最優秀ゴールに選ばれるんじゃないでしょうか。まだ残り試合はあるので今後どんなゴールが出てくるか分かりませんが、このゴールは相当すごいと思います。

www.youtube.com

プレミアらしい豪快なゴールですし、あの位置から迷いなく撃とうと思えるのは、本人も相当ノッている証拠だと思います。

ヴァーディは3年前まで5部のアマチュアリーグでプレーしていた選手。
いまのプレーを見ていると信じられないですが、現在28歳なのでかなり遅咲きの選手ですね。それが一気に得点王(現在のところ)、イングランド代表、と駆け上がっていったというのはすごい話だと思います。噂では、そのあまりのシンデレラストーリーに映画化の話もでているそう。

ビッグクラブが獲得に興味を持っているという噂も出ていましたが、先日、2019年まで契約を延長したことが発表されました。レスターにとってはかなり大きいですね。

パス成功率・ポゼッション率のワースト記録

レスターシティは、チーム全員でハードワークしてしっかり守り、走力を生かしたカウンターで点を取る、というスタイルを徹底しています。

それを物語るのが、ポゼッション率43.7%でリーグワースト3位、そしてパス成功率が69.3%でリーグ最下位という数字。
それでも首位にいるというのがすごいことですし、やっぱりサッカーは面白いとも思います。

参考)
https://www.whoscored.com/Regions/252/Tournaments/2/Seasons/5826/Stages/12496/TeamStatistics/England-Premier-League-2015-2016

マンチェスターシティ戦を見ていても、たしかにボールを支配しているのは圧倒的にマンチェスターシティ。でも、決定的なシュートはほとんど撃たせず、レスターは全員が集中して守っていました。そしてボールを奪ったら、岡崎らが長い距離を全力疾走で駆け上がり、シンプルな攻撃からシュートまで終わる。

その戦い方が徹底されていること、そしてやっぱりヴァーディとマフレズの決定力がいまのレスターの強さなのだと思います。

今シーズンはビッグクラブがどこも不安定なこともありますが、レスターシティの強さは本物だと思います。
ここまで来たら、岡崎選手のいるレスターの初優勝を見てみたいですね。

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