飛行機を運ぶ超巨大な飛行機「ドリームリフター」って?どこで見られる?【画像・動画あり】
いま、「ドリームリフター」という航空機が、航空機業界というか航空機ファンの間でひそかに注目を集めているようです。
この「ドリームリフター」というのは、通常の一般客が乗る飛行機ではなく、アメリカのボーイング社が作った、世界に4機しかない航空機用の部品を運ぶための飛行機です。
部品といっても、飛行機用の部品なので、たとえばあの飛行機の翼になる中央翼の部分や、胴体など、超巨大なものも運ぶことになります。
そのため、ドリームリフターは当然、かなり大きな航空機で、見た目も普通の飛行機とはだいぶ違っていますね。ツチノコ型とか言われることもあるようです。
世界に4機しかなく、また空港での滞在時間がかなり短いことから、航空機ファン?の間では、かなりレアな、見れたらラッキーな航空機となっているようです。
日本では中部国際空港にのみ離着陸するようなのですが、人によっては、空港にこのドリームリフターがやってくる日時を予測して、待ち構えて写真を撮ろうとする人も大勢いるようです。
ドリームリフターが貨物を積む様子の動画
ドリームリフターは、機体が通常の航空機の約3倍という巨大な航空機ですが、その機体がパカッと大きく開き、そこに巨大な貨物が積みこまれていきます。貨物も通常の飛行機の約3倍の量を積めるそうです。
*ドリームリフターに貨物を積み込む様子↓
空港に着陸し貨物を乗せたらすぐにまた離陸するため、空港にいるのは約4時間ほどだそう。しかも深夜に着陸することもあるようなので、本当に見られるのはレアですね。
また、機体自体が大きく、また積み込む貨物も重いため、離陸時に機体が飛ぶのにかかる滑走距離も、通常の航空機の1.5倍長くなるそうです。見た目からもかなりその重量感が伝わってきますね。
中部国際空港に行く機会があった場合は、もしかしてドリームリフターがいないか探してみると、本当に運が良ければたまたま見れることもあるかもしれません。
*ドリームリフターの離陸シーン↓