芸人・大自然(白井・里)の漫才ネタが面白い!ボケに良い声で優しくツッコミ【セリフ文字起こし】
最近、大自然という芸人コンビを見る機会が増えてきたのですが、個人的に彼らのネタにはかなりハマってます。
主に漫才ネタをやっているお笑いコンビですが、ショートコントなどを見てもいちいちセンスを感じるネタで面白い。
コンビ結成からまだ浅いものの、賞レースなどでも上位進出しているように、評価も高いようですね。
もしかしたら近いうちにM1やTHE MANZAIなどの大きな大会でも見るようになるかもしれません。
見た目的にも何となくブレイクする要素は持っているコンビなんじゃないかと思います。
そんな吉本興業に所属する芸人コンビ・大自然のプロフィール・経歴やネタなどについてまとめてみました。
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芸人コンビ・大自然のプロフィール
結成の経緯・過去の経歴は?
大自然は2015年に結成したばかりのコンビ。ただ2人とも年齢的にはもう30歳。
2人はもともとNSCの32期と同期ではあるものの、最初はそれぞれ別のコンビを組んで活動していたようです。
ボケの白井さんはもともと、「中張又張」というコンビを組んでいたものの解散。その後は、ピン芸人の「大自然白井」として活動していたそうです。
それが、白井さんのピン芸人の名前から取って「大自然」というコンビになったようですね。
また、ツッコミの里さんは、過去に「キングタコス」「ジャズタイム」という2つのコンビを組んで活動していたものの解散して、その後に白井さんと組んで大自然を結成。
そこからわずか1年程度で、いろんなところで評判も聞くようになった注目のコンビですね。
以下は、2人のそれぞれのプロフィールについてです↓
●白井(写真左/ボケ)
本名:白井伸大
生年月:1987年8月14日
出身地:大阪府八尾市
身長:172㎝
血液型:A型
趣味:川を見つめる
特技:ブレイクダンス、サッカー、小道具制作
趣味は「川を見つめる」とありますが、ピン芸人のときから名前に大自然と付けているように、自然が好きなんですかね(笑)
この2人のネタも、自然に関連したようなテーマ?設定?のものがわりと多くあります。
ネタでは、白井さんはボケ担当なこともあって、ずっとアホのままというか、なかなか素は見えない感じです。
ふだんや、たとえばトーク番組なんかに出たときはどんな感じで喋るのかとか気になりますね。
芸人さんっていま売れていくためにはやっぱりトーク力も必要じゃないかと思いますし。
相方の里さんはネタでの喋りとか見ていても、バラエティなどに出ても全然いけそうな感じがします。
●里(写真右/ツッコミ)
本名:里 Rogger 龍之介
生年月日:1987年8月21日
出身地:ロサンゼルス生まれ沖縄育ち
身長:170㎝
血液型:O型
趣味:ウクレレ、サッカー
特技:大塚明夫のものまね
低く優しい声が特徴の里さんは、全然ハーフには見えないけどアメリカ人とのハーフ。父親がアメリカ人らしく、生まれもロサンゼルスだったようですね。
さらに日本では沖縄となっていますが、父親は米軍基地でミリタリーポリスをしているそうです。
でも本当、顔も純日本人な感じだし身長も決して大きくないし、言われないとハーフと分からない感じですよね。ハーフだと言っても、冗談だと取られることも多いんじゃないでしょうか(笑)
ちなみに夢は絵本朗読家らしいです、この体格と見た目で…(笑)
って笑っちゃだめかもしれませんが、いちいち面白すぎます(笑)
ただ、たしかにかなり良い声なんですよね。それがこの2人の漫才の面白さを生む大きな要素にもなっている気がします。
賞レースの成績や評価は?
2015年の結成からわずか1年で、優勝こそないものの、大自然の2人は大きな大会で上位進出するなどすでに結果を残してきています。
お互いに別のコンビやピンなどで芸歴は10年以上?あるので、それが生きているのかもしれません。
そろそろ、M1で決勝進出とか大きく注目されるきっかけが出てくるかもしれませんね。
- 2015年M-1グランプリ3回戦敗退
- 2016年第37回ABCお笑いグランプリ準優勝
- 2016年NHK新人お笑い大賞本戦出場
- 2016年M-1グランプリ準決勝進出
また、多くの芸人さんがこのコンビは売れると高評価しています。
例えば千原ジュニアさんや、スピードワゴンの小沢さん、ほっしゃんさん、今田耕司さんらが「面白い」「売れると思う」とコメント。
ほっしゃんさんによると、「外してしまうと最後まで外す間と雰囲気のネタ。それでこれだけつかめるっていうのは怪物やと思います」とのこと。
たしかに、漫才を見ると、けっこう独特な間と設定で、特に最初のやりとりがちょっとヒヤヒヤするんですよね(笑)でも必ずウケている。これはやっぱり、里さんの優しく低い声が効いてる気がしますね。
千原ジュニアさんも、「一発芸的なもんじゃなくて、ちゃんと面白い」と絶賛していました。
ちなみに、この大自然の2人はすでに単独ライブも行っていて、チケットは完売。一般的な知名度はまだまだかもしれないけど一部ではかなり人気が出てきているんですね。
ライブのタイトルも、
「木の下は毛虫が落ちてくる!気をつけろ!」
「ヤシの木はアタクーが落ちてくる!気をつけろ!」
と、良いセンスです(笑)
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ネタ動画&ショートコントのセリフ文字起こし
大自然の2人が実際どんなネタをやっているのか紹介していきます。
ちなみに、この2人はネタを考えるときは、天気の良い公園で久石譲の曲をかけながら一緒に作るそう。その時点でその絵を想像するともう面白いですよね(笑)
ネタは基本的に漫才が中心で、間はだいぶスローテンポ。
白井さんのボケに対して、里さんは思いきりツッコむというより、低く良い声で優しく肯定したり訂正したりするツッコミです(笑)
ツッコんだあとにお互い顔を見合わせて仲良く笑い合うのも面白い(笑)
設定も変わっていて独特な世界観です。
●漫才「名探偵」
「タヌキはそういう変身の仕方じゃない!」は面白すぎ(笑)
漫才は、このネタのように最初にお客さんに話しかけた後、「今日は〇〇をやりにきました」で始めるパターンが多いです。
このお客さんいじりが、唐突でさらにスローテンポだから、大丈夫なのか?ウケるか?とちょっとヒヤヒヤするんですよね(笑)ある意味すごい勇気もあるやり方だと思います。
●ショートコント「優しいうどん屋さん」
これも独特の世界観。基本的にどのネタも、ちょっと狂ってる感じの白井さんの役に対して、里さんが優しい、という感じの関係性がありますね。
●ショートコント「200X年」(セリフ文字起こし)
これは、動画は無かったためネタ・セリフを文字起こし↓かなり短いです。
里「時は200X年、文明は滅び世界は荒れ果てていた」
白井「もう1ヵ月もなにも食べていない…。」
里「こんな時代だから仕方がないじゃないか」
白井「(指をさして)あ!カエルだー!やった、いただきまーす!(口に入れようとする)」
里「待て! …増やそう。」
で、終わり、というネタです(笑)
何かこれも面白くないですか?いや、大きなオチとかじゃないんだけど、何か「大自然」にも関連した感じのテーマというか、ちょっとスケールの大きい感じの話というか。声を出して大きく笑う感じじゃないんだけど、じわじわ残る感じ。
ネタを見ていると全体的に、かなり考えて作ったものと言うより、2人の中から出てきているネタで好きなことをやっているという感じ。だからこそかなり独特の世界観ですよね。
もしかしたら人によって面白い・面白くないとか評価や好みの分かれるコンビなのかもしれないけど、個人的にはいまの若手芸人でいちばんといっていいぐらい好きです。
M1ではダークホースに?
大自然のM1-2016での漫才は、準決勝のネタを見ていても、やっぱりまず観客がちょっと戸惑っている感じはありましたよね(笑)途中からはみんな「こういうコンビか」と分かってきたのか、かなりウケていたけど。
でもこういうコンビって決勝で良い順番に出たりすると、思いきり爆発したりすることもあると思います。例えば南海キャンディーズやオードリーのときみたいに、敗者復活から上がって優勝、みたいなことをしそうな雰囲気のコンビです。
入り方はトリッキーすぎてもう少し時間の使い方とかも考えたほうがいいかもしれないけど(笑)個人的には、場合によっては次にM1で優勝したりしても不思議はない感じのコンビ・漫才だと思います。
大自然、かなり注目です。
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