フィギュアスケーターの羽生結弦選手が、なんと俳優として映画デビューすることになったようです。
映画のタイトルは「殿、利息でござる!」。
羽生選手が演じる役名は、仙台藩藩主・伊達重村で、時代劇ものの殿様役となるようです。
地元の仙台が舞台の物語ということで、今回友情出演という形で出ることとになったのだとか。羽生選手が役者として出演するのは初めてとのこと。
撮影シーンの写真を見たところ、もともと顔が凛々しいこともあって、ちょんまげ姿もかなり似合っていますね。
画像:http://tono-gozaru.jp/news/
羽生結弦主演「殿、利息でござる!」の公開情報
そんな映画「殿、利息でござる!」は、
今年5月14日に全国で上映開始の予定とのこと。
監督は、映画「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ゴールデンスランバー」、「みなさん、さようなら」などの監督でもある中村義洋。
原作は、磯田道史氏の短編「穀田屋十三郎」で、江戸時代中期の仙台藩を舞台に、宿場町を守るため庶民たちが奮闘する姿を描くストーリーとのこと。ちなみにこの物語は実話なのだとか。かなり感動する、泣ける物語のようです。
羽生選手のほか豪華なキャスト陣
羽生選手の出演というのは他の俳優さんたちにとってもサプライズだったようですが、そもそものキャストも豪華な顔ぶれになっています。
阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、西村雅彦、松田龍平、草笛光子、山崎努
などなど、個性的なメンツが揃っていますね。
そんな豪華な俳優さんたちをそろえてしまったがために、監督はその上に立つ殿様って誰が適任なのか?と迷っていたところ、羽生選手を思いついたんだそうです。
伊達重村とは?
羽生選手が演じるこの伊達重村とはどんな人だったのでしょうか?
1742-1796 江戸時代中期-後期の大名。
寛保(かんぽう)2年4月19日生まれ。伊達宗村の次男。宝暦6年陸奥(むつ)仙台藩主伊達家7代となる。宝暦・天明の飢饉(ききん)や幕府の普請課役などで借金の増大にくるしむ。学問をこのみ,和歌にもすぐれる。「封内風土記」などを完成させた。寛政8年4月21日死去。55歳。通称は藤次郎。号は徹山。家集に「掬月集」。
映画では、庶民に理解を示す良いお殿様という感じで描かれるようですが、本当は、財政を悪化させた張本人だったんじゃないかという話もあるようですね。
上映はまだ少し先ですが、ストーリーも面白そうですし、羽生選手が出演するということで、かなり話題の映画になりそうですね。
*映画「殿、利息でござる!」予告動画