オリックスの最速166キロの新外国人コーディエの、メジャー時代の成績や経歴【動画あり】
2016年の新シーズンに向けて、オリックス・バファローズが新たに獲得した、新外国人のエリク・コーディエ選手(29)。
この選手、メジャーでも投げていたピッチャーなのですが、球速がかなりものだと話題になっています。
最高球速は約166キロ。昨季はイチローと、マリーンズの同僚として一緒にプレーしていたのですが、イチローからも100マイル投手と言う意味で「ハンドレッド」と呼ばれていたそうです。
もちろんピッチャーはスピードだけではないと思いますが、いま日本最速の球をなげる大谷選手でも162キロなので、やはり外国人はすごいなと思いますよね。
オリックスだけでなく、プロ野球界の新シーズンの注目選手のひとりとなりそうな、このコーディエ選手について、プロフィールや経歴、メジャー時代の成績などをまとめてみました。
コーディエ選手の経歴・プロフィール
コーディエ選手は、アメリカのウィスコンシン州出身で、1986年2月25日生まれ。現在29歳で、2016年の新シーズン開幕時には30歳になります。
身長1m91cm、体重100kgというやはり外国人選手らしくなかなかの体格で、右投げ右打ち。
2004年のドラフト2巡目でロイヤルズから指名され、以降はマイナーリーグでプレー。
そして、2014年にジャイアンツでメジャーデビュー。2015年はマーリンズでイチローの同僚としてプレーしていました。
球種は、変化球にスライダー、ツーシームを持っているようですが、やはり決め球は、最高166キロのストレートのようです。
メジャーデビューまでかなりの時間がかかっているように、なかなか芽が出なかったのは、どうやら球種の少なさと制球に課題があったようです。
コーディエ選手のマイナー・メジャー時代の成績
これまで10年以上プレーしてきたコーディエ選手ですが、
マイナー時代の成績は、通算で
251試合登板、42勝41敗、16セーブ、防御率は4.04、与四球率は5.10
そして、メジャーでの通算成績は、
15試合登板、0勝0敗、防御率は4.42、与四球率は3.93
※2015年は、3Aでもプレーしており、そこでの成績は、
35試合登板、防御率1.35、9セーブ、奪三振率11.25
と良い結果を残している
成績を見ると、奪三振率は高いものの、やはり四球が平均してだいぶ多いようです。
その制球難から、なかなかトップでの登板経験が多くなかったようですね。
オリックスは、コーディエ選手を抑えとして起用しようと考えているようですが、奪三振率が高いのはたしかに抑えのピッチャーとしては良いのだと思いますが、1点差のぎりぎりの勝負のところで、四球を連発してしまうという危険性もあるかもしれません。
いまからコントロールを矯正できるのかは分からないですが、ただ、少なくともスピードは日本野球界最速なので、上手くはまれば、相手チームにとってかなり怖い存在になるんじゃないでしょうか。
日本プロ野球界では、大谷翔平とクルーンが出した162キロが過去最速なので、その最速記録を更新するかにも期待がかかりますね。
*コーディエ選手のメジャーでのピッチング↓