話題の黒い新幹線「現美新幹線」はどこで見られる?運行開始はいつ?【画像あり】
先日、「黒い新幹線を見た」とSNSなどで話題にしている人が多く見られました。
「黒い新幹線」というと、一瞬、都市伝説的な話にも聞こえますが、実はこれはメディア向けに初めて公開された、上越新幹線の「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」という新車両。
真っ黒な外装は、新潟県・長岡市の有名な花火大会をイメージしてデザインしたもので、新潟県の出身である写真家・蜷川実花さんによるデザインだそうです。
花火大会の夜空をイメージした黒なんですね。
デザイン性を重視して、車両の片面には窓が一切ないデザインになっているようです。
車両名の「現美」とあるのは、走る美術館という意味でつけられたようですが、その名の通り、この「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」の全6両の車両内には7人のアーティストによる現代アートが展示されていて、また車両内にはオシャレなカフェもあり、ゆったり作品を鑑賞できるようになっているそうです。
単純な移動手段としてではなく、乗ること自体が目的になる新幹線として作られたのだそうです。
画像:JR東日本
同じように、乗ること自体を楽しむ新幹線としては、車内で足湯に浸かれる山形新幹線「とれいゆ つばさ」などもありました。
また、乗ることはできないですが、新幹線を修理するための黄色い新幹線「ドクターイエロー」は、なかなか見ることができないレアな新幹線で、鉄道ファンの間では見ることができたら幸せになれる、とも言われているようです。
この新鮮な真っ黒な新幹線というのは、また人気が出そうですね。
「黒い新幹線」の運行区間は?いつから乗れる?
この「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」が走るのは、上越新幹線なので、
越後湯沢-新潟間
になる予定とのこと。
2016年の春から、休日を中心に年間120日間ほどの走行になる見込みだそうです。
休日中心の走行ということで、本当にエンターテインメントというか、この新幹線に乗ることがひとつの旅行・観光として考えられているようですね。
新潟まで行くので、この新幹線に乗って温泉旅行に行くのも良さそうですね。
参考)現美新幹線の運行はいつから?停車駅や時刻表、料金・予約方法のまとめ